大杉神社

Ohsugi shrine

大杉神社の大公孫樹

大杉神社狐里庵のすぐ近くの大杉神社の境内に、推定樹齢450年と言われる大公孫樹が立っている。
見事なイチョウの大木で、地上五メートルほどのところから数十本の気根が垂れ下がっている。
イチョウは老木になるとこの気根が生えてきて、その形が乳房に似ていることから「乳柱」と呼ばれる。
昔から乳柱の部分は乳不足の婦人に効用があるとされて、「乳出しイチョウ」と呼んでいる地方もあるようだ。
江戸後期に建てられたと言う大杉神社の拝殿の彫刻は山奥の神社とは思えないほど荘厳で見事だ。
大公孫樹だけ見て帰る人が多いとのことだが、拝殿も見ないと損をする。
住所
石川県小松市大杉町ニ104
アクセス
JR小松駅から車で約35分
JR小松駅より小松バス大杉上町行き(約50分)で大杉本町下車